歌う風

折々の短歌を書いていきます。

ハーモニカ   千葉甫

chibahajime

音低く吹くハーモニカ少年の日の記憶から拾い出しては


カーテンの陽ざしにぴこぴこある影は庇に突き出た雀の尻尾


点る灯の明るさ増しつつ急速に雲は厚みを増す窓の外